contrabbassissimo

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弓毛

弓毛を交換しないと。
大分毛がへたって来た。毛がへたるとせっかくの弓もへったって来る。
何色にしようかな。コントラバスは黒毛とか白毛とかミックスとか出来るんです。
今はミックスを使っている。白は繊細な音で黒は毛自体太く荒い男性的な音。
ミックスは両方備えていて気に入っている。

イタリア人の奏者は黒毛を張った奏者が80%くらいの割合を占めている。
日本だと白がおおいかな。

ただ問題は毛替えの技術。(ここからは小声で言わなきゃ....)
残念ながら日本には現在ちゃーんとばしっと!!コントラバスの弓の毛替えができる職人
を僕は一人しか知らない。
ましてや黒毛なんか張ってもらうとでろでろと毛が逆さにするとたるんで落ちて来る。
これじゃあ松脂の配分もばらばらで演奏にも支障を来す。
学ぶならとことん学んでほしいと思う。毛替えを30分や一時間でやってしまうお店が存在します。毛替えはじっくり半日くらいかけてやってあげなきゃ。
どんな仕事でもプロフェッショナルとしての意識の高さの違いは日本とイタリアでは全く違うと思う。どんな仕事でも堂々とプロ意識を持って追求する人が多い所はイタリアの良いところの一つだと思う。

さて、誰に頼もうかな。
ちなみに僕の弓はボロネーゼです。
もう切っても切りはなせない関係です。

あるイタリア人の巨匠コントラバス奏者にインタビューしたときの話
弓の上手な選び方を聞いてみた。そしたら彼は
「僕の弓はフランスの100年くらい前のただの棒切れだよ」と言った。その後、
「弓は自分の右手の延長線になるなるのをさがせばばいいんだよ。」

分かりにくいかもしれないけど心に残った一説でした。

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by chambers2 | 2004-12-25 00:57