contrabbassissimo

etham.exblog.jp
ブログトップ

<   2005年 02月 ( 10 )   > この月の画像一覧

ファンキー職人

弓毛には寿命がある。
長くて半年くらいかな、それでも一年ぐらい張りっぱなしだったので
のびのびでもう弓の腰がなくなって来てたとこでした。

そこで毛替えを弓職人にお願いしたらこのおじいさんが
超ファンキーじいさんでしてまず部屋に入るや否や弓の
書籍や楽器についての古書その隣にはMiles Davisのポスター。
棚にはジェームスブラウンからコルトレーンまでしかもLP。
最高やっぱりLPだねと思った。もうipodが手放せないのは事実だがあのアルバム
一枚一枚の重みはさすがに違う。

で、弓を渡す。黒にする?白にする?まるでワインじゃないけどそんな会話。
というのも毛の色で白は繊細な、黒は荒々しいのが特徴。
で、悩んだ結果黒にした。でも後で電話して「やっぱり白にして!♪」と言い直そうと
思った。こういう時に非常に悩みはっきりしない。

その後雑談、、、雑談。軽く一時間話し続けたかな。
この歌手はどうのこうの、ポールチェンバースはすごいとか。
まあほんとにこの人は歌劇場の弓達を扱っているのか?という
ほど多趣味でおどろきました。しかもいいおじいさんでね...

というのも彼の息子さんは既に亡くなってしまったそうですが
以前マイルスデイビスのエンジニアをやって来た人で
彼もそれを誇りに思っていて、部屋にはマイルスのポスターのすぐ下に彼のエンジニアをしている姿の写真を飾っていました。
彼は言った「息子が亡くなってからは他の私に関わってくる子供も自分の子のように
可愛がろう親しもうって決めたんだ、それは寂しさからではなくてね。息子はこうしてる今もここにいるから」。僕も彼にしてみたらまるで「子供」だろう。楽しい話が出来て良かった。
彼は元々ミュージシャンだったのでおそらく第二の人生で弓職人を歩みだした
のだと思う。彼からはもうなにかエネルギーが出ていたなあ。人を良くしてくれるね。
帰り際は「ファンキー職人ですね」と言っておいた。
出来上がりを楽しみに待っている。

こうしてる今も、「あ、練習しよ!アッ!弓がない!!」
[PR]
by chambers2 | 2005-02-27 04:51

逸話

ニューヨークにとあるベーシストがいました。
この話は彼とバンドをやっていたドラマーから聞いた話。

これからギグに向かおうとベースを担いで家をでます、
でも一瞬忘れ物を思い出してアパートに戻りすぐ戻るつもりで
アパート近く道の脇にコントラバスを立てかけて家に戻りました。
嫌な予感を察知したのか彼は家の窓を開けて真っ青に。
NYのでっかい清掃車がゴミと間違えて彼のベースを放り込んでしまい
バキバキと見るも無惨な姿に.....

かわいそうに。
このジャズベーシスとはすごく好きでたまにNYに行った時に必ずに見に行きます。
いやあ何があるか分かりませんね。
想像したくありませんこの状況。
[PR]
by chambers2 | 2005-02-25 05:21

Via Gasparo da salo

ブレシアと言うボローニャの北にある街に行って来た。
なんと言う事はないんだけどここの街には絶対名前の通り
に「ガスパロダサロ」か「マッジーニ」があるんじゃないかという疑いがあった。

この二人は今から400年くらい前にバイオリンという楽器を形にした
というかとても大きな功績を残したとっても重要な製作家でコントラバスも
数台現存している。僕も一台役400年くらい前の楽器を見た事があるが
なんといっても状態が良いのに驚いた。名人が作った楽器を何百年も引き継ぎ
名器だから故にまた修理の名人が必死になって完璧に直して行く....そんな
コンディションの良さを感じた。

そこで僕は街の地図を駅の中央で眺めていたら、地元のおじいさんが
話しかけて来る。『どこか探しているの』と聞くので「あるかわからないけど
こういう名前の通りを探してる」と言った。
すると「マッジーニはないけどガスパロダサロはあるよ。ココをこう行ってココを曲がると...」
と丁寧に教えてくれた。最後におじいさんバイオリンを弾くポーズ。
やっぱりあった。こういう古都には様々な楽しみ方がある。
おじいさんもこんな400年も前の事知っているのにはびっくりした。
[PR]
by chambers2 | 2005-02-23 02:39

忘れ物

昨日大事な楽譜一式を学校に忘れて帰ってしまった。
慌ててマエストロに電話。すると「全部忘れっていったね」と言われ
次の日に取りに行く事にする。彼は日曜にモデナでコンサートやるからその時に
持って行くよとも言ったが、電車が終電なくなって帰れなくなるのが分かりきって
いたのでやめた。やはり車欲しい...

そんなわけではるばる楽譜を取りに100キロばかりの旅をして来ました。
ちゃんと楽譜に気づいてくれていただけ良かった。
借りている楽譜もあるのでもし無くなっていたら....安心した。
結局彼の家まで取りに行ってボローニャまで帰ることになる。

忘れ物これで二回目。気をつけたいと思います。

弓をこねるように使いこなすっていうのは難しいがやりがいはあるし
それにそんな練習書いている本なんてないので見よう見まね。
見よう見まねが一番難しい時もあるよね、僕の場合特に理論的に考えすぎると
もう手もつかない。意外と見よう見まねってセンスと耳を要することだと思ってて
そういうのって一回聴いてニュアンスやエッセンスを掴み取って即座に表現するわけだから。
クラシックをやる上でもジャズという土台がとっても役に立っているように感じた。

やっぱり僕はどっちも好きだな。

イタリアはマイペースを保っていられる心地よい国だと最近思い始めました。
鼻を思いっきりかんでも誰もじろじろ見ないし、ベースを持ってれば助けてもらって車で家まで送って頂いた事も。こうマイペースである事にみんな価値を持っていると思います。
[PR]
by chambers2 | 2005-02-18 01:42

ボローニャの旧ビートル

初めて通った道があった。結構ほとんどの道を通った事があるので
初めての道をくぐった瞬間何か新しい感動がある。
そんな時にビートルが停まっていた。しかもコンバーチブル。ワーゲンって
魅力的やっぱり。
b0067102_16535941.jpg

                   おじさんもいい感じ。犬は車に興味津々
b0067102_16542875.jpg

[PR]
by chambers2 | 2005-02-15 16:54

コントラバスなテーブル

知り合いのベーシストの家のテーブル。
コントラバスのヘッドを数本組み合わせて自分で作った力作。
結構気に入った。
b0067102_2014973.jpg

[PR]
by chambers2 | 2005-02-12 20:01

続Venezia カーニバルの犬

おばあさんと仮装した犬。
b0067102_16203922.jpg

                            
                  目がウルウルしていて可愛かった
b0067102_16271912.jpg

[PR]
by chambers2 | 2005-02-09 16:23

Venezia

ベネチアのカーニバルに行って来た。
初めてカーニバルのこの時期に行ったんだけど
もうまるで何百年前の仮装に驚きました。

みんな独特な楽しみ方がある感じがして興味深かった。
日本にもあるでしょ?お祭りによって楽しみ方や醸し出す雰囲気が違って感じる
ようなかんじ。

またベネチアに代々住んでいる人と話すのがとても良くて、
ボローニャとは言葉のアクセントがかなり違ってとても柔らかくて気品?!すら
感じるくらい。ベネチアのアクセントはスペインに近い事が多いらしく興味深かった。
とにかく人柄も上品で柔らかくて(もちろん人によりますが)僕は大好きです。

知り合いの何人かの音楽家もベネチア出身で代々そこに住んでいるんだけど
家賃も高いしアパートも狭いし、観光客が多すぎて落ち着かないと言っていたなあ。
でも下からはチェリスト、上はギター、向かいからはオーケストラのリハーサルが聴こえて
来るアパートなんて素敵だなあと思った。
ベネチアにはたくさんの芸術家達が住んでいます。
僕もそのうち住めるかなあなんて思いました。ここは本当に想像とか
リラックスとか色々な刺激を受ける街だと訪れる度に思います。

                       仮装したこの女の子は本当にかわいかった。
b0067102_19422584.jpg


                        みんなにかわいい〜って言ってもらって御満足。
b0067102_19472794.jpg

                         こんな感じで街を練り歩きます。
b0067102_1948309.jpg

                          夕暮れ時のベネチア
b0067102_19522097.jpg

[PR]
by chambers2 | 2005-02-07 19:42

イタリアの子供

イタリアの子供は本当にかわいい。
話す量がもう桁外れに多い。
表情もころころ変わったりして色んな子供見る度に
いい気分になる。どの国も子供は純粋でいい。
その中でもイタリアの子供はユニーク。

天気も気温は低いが日差しがある時は
みんな太陽の光を浴びに広場に出て来る。

そんな日に撮った一枚。一部が凍った像に子供が興味津々。
b0067102_1938994.jpg

[PR]
by chambers2 | 2005-02-03 19:37

ボローニャVespa

またまた珍車発見。
これは少し古くてやれているんだけど
色も良くて個性のある一台だった。
イタリアはベスパが本当に良く合う。この旧式
が熟練の職人がボディーやその他のパーツを
組んでいたんだけど彼らの高齢化で生産終了する方向しか
なかったらしい。

僕もベスパを一台持っているが一台づつバラバラで(よくも悪くも)手作りの
感じがする機械っていうのは大好き。

              ボローニャのベスパ。ターゲットマークがイタリア柄なのが笑える。
b0067102_1543390.jpg

[PR]
by chambers2 | 2005-02-02 15:43